音楽のある神社「赤堤六所神社」

赤堤六所神社は世田谷区の北部にある神社です。こちらも規模は大きくないものの近隣の人たちと強いつながりを感じる生きている神社ですね。

【鎮座地】東京都世田谷区赤堤2-25-2
【ご祭神】大国魂命、瓊々杵尊、素盞嗚命、大宮売命、伊弉冉命、布留大神
【創建】天正12年(1584年)
【祭礼】9月23、24日
【御朱印】あり

伝として天正12年(1584年)年、平貞盛の子孫である服部貞殷による創建とされていますが、資料の焼失などもあり真偽不明とされています。しかし、その後は徳川家家臣の服部家祈願所とされ、明治に入り7年には村社としての社格が与えられています。

小高い丘の上にあり、一の鳥居から二の鳥居までには階段があります。この階段の途中に御朱印などをお願いする社務所が置かれています。ご祭神は「大国魂命」。府中の大國魂神社からの勧進とされています。その為でしょうか、大國魂神社の別名「六所神社」がこちらでの社名になっているのです。

大國魂命は大国主命とは同神とされていて、

大昔、武蔵の国を開かれて、人々に衣食住の道を教えられ、 又、医療法やまじないの術も授けられた神様(大國魂神社公式サイトから)

なのです。大国主命ですから、福の神であり、縁結びの他に厄除けなどのご利益をもたらしてくれる神様です。

そんな「縁」と言う言葉で考えると、「六所の森の会」(facebook)の存在を書いておくべきだと思います。神社の中には天宇受賣命の石碑が立っていますが。


石碑の下にかかれている「六所の森 クラシックコンサート」の運営が同会なのです。このように神社と地域の縁が生きている証拠なんだと思っています。もし興味があればFacebookをフォローしてみては如何でしょう?

境内社には「松沢稲荷神社」と「厳島神社」があります。厳島神社の周りには小さな池が切ってあり、簡素ながらも瑞々しい佇まいになっています。ちなみに先程書いた天宇受賣命の石碑は、厳島神社の脇に置かれています。

【アクセス】
東急世田谷線 松原駅:徒歩3分
京王線 下高井戸からも徒歩圏ですが、楽に着きたい!という方には下高井戸から世田谷線に乗り換えるのが吉だと思います。
また、近隣は完全な住宅地なので余りお茶などをするお店がありません。お腹がへったなぁ…という時には下高井戸や世田谷線沿線(下高井戸から見た終点は三軒茶屋)でのお食事をオススメします。

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