渋谷から二子玉川に向かう国道246号線。神泉の交差点から大坂を下った右手にある「上目黒 氷川神社」を紹介します!
【鎮座地】東京都目黒区大橋2-16-21
【御祭神】素盞嗚尊、天照大御神、菅原道真
【創立】天正年間(1573年〜1593年)
【例祭】8月第4土曜日〜日曜日
【御朱印】あり
【公式サイト】こちら
御由緒では天正年間に武田家家臣の加藤家が現在の山梨県上野原市から産土神を勧進したとあります。山梨県の最東端にある上野原には昔はお城があり、その城主だったのが「加藤家」でした。武田の家臣ということで、信長の甲州征伐で滅ぼされているのですが、これが1583年のことですから天正年間でも初めの頃に創立されたのかと想像しています。
国道からのアプローチは長い階段が待ち構えています。ちょっと運動不足の身には息切れ覚悟な急な登り+長さです。
階段を登りきると、少しこじんまりとした狛犬が待ち構えています。年代は読み取ることができませんでした。
狛犬に挨拶しつつ国道からは想像できないくらい明るい境内に入ります。右手に手水舎と社務所が建っています。
狛犬に挨拶しつつ国道からは想像できないくらい明るい境内に入ります。
境内社は、稲荷神社・浅間神社・北野神社の三社があります。由緒によれば、この氷川神社が鎮座する丘は古来「稲荷山」と呼ばれていたそうです。そのため、この稲荷神社は氷川神社より以前からあったのではと言われています。
後ろに富士塚を控えさせた浅間神社。木花咲耶姫命を山犬一対で守っています。
御社殿を守る狛犬は、どことなく愛らしさが漂います。
文政三庚辰年と彫られた浅間神社前の手水鉢。1803年に当たりますが、前年に中目黒に富士塚が作られています。その事から、上目黒側を「元富士」と呼ぶようになったそうですが、その影響で作り直したのでしょうか?何となく地域間のライバル心を思わせてくれますね。
【アクセス】
東急田園都市線 池尻大橋駅:徒歩6分
最近、お店が増えてきた池尻大橋駅周辺も便利ですが、散歩がてら山手通りを南下、あるいは目黒川沿いを中目黒まで歩くのも散策として気持ち良し!です。
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